製品概要
エフェクター類の複数接続やケーブルの引き回しによる影響を最小にするバッファ。
プレイヤーの必要とするピュアなサウンドを安定して供給するために、NativeToneシリーズの高品位バッファは開発されました。
このバッファをシンプルに導入していただけるのが、NativeTone bufferです。
そして、開発過程でいただいた要望から、いくつかの発展型が産まれました。
ヴォリュームのブースト機能に特化した NativeTone boost
エフェクトループ機能とミュート機能を付加した Complete I/O MUTE
エフェクトループのON/OFF機能を付加した Complete I/O LOOP
あなたのご要望に応える製品がありますように。
NativeTone buffer | NativeTone boost | Complete I/O MUTE | Complete I/O LOOP |
NativeToneシリーズの機能
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トーンキャラクター機能 ~ Clear / Natural / Warm
- 弦コンディションによる微調整(新品〜古め)
- 楽器のコンディション
- アンプとの相性
- 会場やPAによっての微調整
- 曲調による音質調整
- カッティング ーー ソロの音質調整
- ピエゾ臭の改善
- フラットワウンドや箱物系の音色へ
- プラグイン・音源等のフィルターやリアンプなどに
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プリセットボリューム機能 ~ Volume調整, Volume On/Offスイッチ
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センタークリック付きボリューム
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インプットアッテネーター機能 (Complete I/Oシリーズ)
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ジャンクション機能 (Complete I/Oシリーズ)
極小の変化で極上の効果
お使いの楽器や機材によっては、その違いがわかりにくい程の微妙な変化ですが、弾き手のニュアンスにダイレクトに反応し、使う程にハマってしまう、そんな機能です。
Clear | 最も帯域の広いポジションです。 まずはこちらの広帯域でありながら、どっしりとしたナチュラルなNativeToneシリーズの音色をお試し下さい。 |
Natural | こちらが5~7m位のシールド1本の音をイメージしてチューニングしたポジションです。 より違和感の少ない音質が特徴です。 |
Warm | 最もエフェクティブなポジションになります。 最初違和感があっても不思議とすぐになれて、しまいには癖になる音?です。 意外にエンジニアの方にも好評です。 |
実際の使用例
周波数特性だけを再現しても、その音質が満足いくものでなければ意味がありません。
回路上の様々なフィルター要素との関連やフィードバックの量、位置関係などを何度も調整、ヒヤリングをくり返し、ただカットしただけでは味わえないナチュラルなフィルターに仕上げました。
まるで本来の音色であるかの様に…
ぜひ自分だけの使い方で楽しんで下さい。
そして教えてください。
0から約3倍(+9~10dB)の調整が可能です。
ボリュームの位置にかかわらず、音質変化が少ないのが特徴です。
その事をとても気に入ってくださり、「エフェクター後の音を変えずにそのまま大きく出来る!」という意見を頂いてMasterバージョン(Complete I/O)が出来ました。
切り替えが非常にジェントルで、ノイズも極小。
完全なアナログ制御です。
センターで1倍(0dB)です。ボリュームをこまめに操作する方には大変便利な機能です。
業務用ライン出力など、過大な信号に対応。
Preバージョン | 0,-6,-12dB |
Masterバージョン | 0,-12dB |
入出力を片側にまとめて配置することにより、配線がとてもスムースになります。
製品選びのポイント
最適な製品を見つけるためのポイントをいくつかご紹介します。
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楽器の持ち替え
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エフェクト一括呼び出し
「複数のエフェクトを組み合わせて作ったサウンドを一発で呼び出したい」というご要望をお持ちのあなたはComplete I/O LOOPシリーズをチェックしてください。 - ループに送る信号を増幅・減衰させて、エフェクトのかかり具合を調整可能。 Complete I/O LOOP pre
- エフェクトのかかり具合はそのままに最終的な音量を調整可能。 Complete I/O LOOP master
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preヴァージョンとmasterヴァージョンの違い
Complete I/O シリーズにおけるpreヴァージョンとmasterヴァージョンの違い。 - preヴァージョン ヴォリューム調整がSENDに送る前の信号に効きます。
- masterヴァージョン ヴォリューム調整がRETURNに戻ってきた信号に効きます。
「ライヴ中に複数の楽器を持替えたい」というあなたはComplete I/O MUTEシリーズをチェックしてください。
持替え時のケーブル差し替えは、ミュート機能を使用することでノイズの心配なし。
観客にもPAにもメンバーにもやさしく、スマートに楽器の持替えができます。
さらに、
楽器ごとの特性により出力差が大きい場合、ありますよね。
「持替えた楽器ごとの出力差を整えたい」というあなたにはComplete I/O MUTE preが最適です。
プリセットヴォリューム機能でSENDに送る出力を調整。楽器ごとの出力差をエフェクト類に送る前に調整することができます。
曲の場面によって「エフェクトのかかり具合はそのままに音量を調節したい」というご要望にはComplete I/O MUTE masterをご検討ください。
エフェクトループのON/OFFができる製品です。
さらに、
プリセットヴォリューム機能により、以下のようなことが可能です。
それは「プリセットヴォリュームの効く位置」です。
*Complete I/O MUTEでは「ミュートの位置」も変わります。
後段の回路(エフェクト類)に送る信号を調整するプリヴォリュームです。
*Complete I/O MUTE-preでは、ミュートもSEND端子前に位置しています。
接続したエフェクト類などを通過し創り上げられたサウンドを、最終的に出力調整するマスターヴォリュームです。
*Complete I/O MUTE-masterでは、ミュートもRETURN後に位置しています。
おおまかにまとめますと
「エフェクターに送る出力を調整したい」というご要望には
> preヴァージョン
「エフェクトのかかり具合はそのままに音量を調整したい」というご要望には
> masterヴァージョン
と言えます。
自由に楽しんでください。
最適な製品を見つけるためのポイントをいくつかご紹介しました。
ですが、MBI製品はプレイヤーの工夫次第で、様々な使い方が出来る余地のある製品だと自負しています。
あなた独自の使い方で楽しんでください。
「こんな使い方ができる!」と教えてください。
機能比較表
製品名 | NativeTone buffer | NativeTone boost | Complete I/O MUTE pre | Complete I/O MUTE master | Complete I/O LOOP pre | Complete I/O LOOP master |
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外観 | ||||||
NativeToneバッファ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
トーンキャラクター機能 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ミュート機能 | ◎ | × | ◎ SEND前 |
◎ RETURN後 |
× | × |
ループON/OFF機能 | × | × | × | × | ◎ | ◎ |
プリセットヴォリューム機能 | × | ○ 増幅のみ |
◎ SEND前 |
◎ RETURN後 |
◎ SEND前 |
◎ RETURN後 |
アッテネーター機能 | × | × | ◎ (-6,-12dB) |
◎ (-12dB) |
◎ (-6,-12dB) |
◎ (-12dB) |
チューナーアウト機能 | ◎ | × | ◎ | ◎ | × | × |