NativeToneシリーズ

製品概要 / 機能 / 製品選びのポイント / 機能比較表


製品概要

エフェクター類の複数接続やケーブルの引き回しによる影響を最小にするバッファ。
プレイヤーの必要とするピュアなサウンドを安定して供給するために、NativeToneシリーズの高品位バッファは開発されました。
このバッファをシンプルに導入していただけるのが、NativeTone bufferです。

そして、開発過程でいただいた要望から、いくつかの発展型が産まれました。
ヴォリュームのブースト機能に特化した NativeTone boost
エフェクトループ機能とミュート機能を付加した Complete I/O MUTE
エフェクトループのON/OFF機能を付加した Complete I/O LOOP

あなたのご要望に応える製品がありますように。

NativeTone buffer NativeTone boost Complete I/O MUTE Complete I/O LOOP
nt01m_front nt01b_front nt02mp_front nt02lp_front

NativeToneシリーズの機能

  • トーンキャラクター機能 ~ Clear / Natural / Warm

  • 極小の変化で極上の効果

    お使いの楽器や機材によっては、その違いがわかりにくい程の微妙な変化ですが、弾き手のニュアンスにダイレクトに反応し、使う程にハマってしまう、そんな機能です。

    tone-sw

    Clear 最も帯域の広いポジションです。
    まずはこちらの広帯域でありながら、どっしりとしたナチュラルなNativeToneシリーズの音色をお試し下さい。
    Natural こちらが5~7m位のシールド1本の音をイメージしてチューニングしたポジションです。
    より違和感の少ない音質が特徴です。
    Warm 最もエフェクティブなポジションになります。
    最初違和感があっても不思議とすぐになれて、しまいには癖になる音?です。
    意外にエンジニアの方にも好評です。

    実際の使用例

    • 弦コンディションによる微調整(新品〜古め)
    • 楽器のコンディション
    • アンプとの相性
    • 会場やPAによっての微調整
    • 曲調による音質調整
    • カッティング ーー ソロの音質調整
    • ピエゾ臭の改善
    • フラットワウンドや箱物系の音色へ
    • プラグイン・音源等のフィルターやリアンプなどに

    inst

    周波数特性だけを再現しても、その音質が満足いくものでなければ意味がありません。
    回路上の様々なフィルター要素との関連やフィードバックの量、位置関係などを何度も調整、ヒヤリングをくり返し、ただカットしただけでは味わえないナチュラルなフィルターに仕上げました。
    まるで本来の音色であるかの様に…

    ぜひ自分だけの使い方で楽しんで下さい。
    そして教えてください。


  • プリセットボリューム機能 ~ Volume調整, Volume On/Offスイッチ

  • 0から約3倍(+9~10dB)の調整が可能です。

    vol-sw

    ボリュームの位置にかかわらず、音質変化が少ないのが特徴です。

    その事をとても気に入ってくださり、「エフェクター後の音を変えずにそのまま大きく出来る!」という意見を頂いてMasterバージョン(Complete I/O)が出来ました。

    切り替えが非常にジェントルで、ノイズも極小。

    完全なアナログ制御です。


  • センタークリック付きボリューム

  • センターで1倍(0dB)です。ボリュームをこまめに操作する方には大変便利な機能です。

    pot


  • インプットアッテネーター機能 (Complete I/Oシリーズ)

  • att

    業務用ライン出力など、過大な信号に対応。

    Preバージョン0,-6,-12dB
    Masterバージョン 0,-12dB

  • ジャンクション機能 (Complete I/Oシリーズ)

  • 入出力を片側にまとめて配置することにより、配線がとてもスムースになります。


製品選びのポイント

最適な製品を見つけるためのポイントをいくつかご紹介します。

  1. 楽器の持ち替え

  2. 「ライヴ中に複数の楽器を持替えたい」というあなたはComplete I/O MUTEシリーズをチェックしてください。
    持替え時のケーブル差し替えは、ミュート機能を使用することでノイズの心配なし。
    観客にもPAにもメンバーにもやさしく、スマートに楽器の持替えができます。
    nt02m-basic

    さらに、
    楽器ごとの特性により出力差が大きい場合、ありますよね。
    「持替えた楽器ごとの出力差を整えたい」というあなたにはComplete I/O MUTE preが最適です。
    プリセットヴォリューム機能でSENDに送る出力を調整。楽器ごとの出力差をエフェクト類に送る前に調整することができます。
    曲の場面によって「エフェクトのかかり具合はそのままに音量を調節したい」というご要望にはComplete I/O MUTE masterをご検討ください。

  3. エフェクト一括呼び出し

  4. 「複数のエフェクトを組み合わせて作ったサウンドを一発で呼び出したい」というご要望をお持ちのあなたはComplete I/O LOOPシリーズをチェックしてください。
    エフェクトループのON/OFFができる製品です。
    nt02-loop-basic

    さらに、
    プリセットヴォリューム機能により、以下のようなことが可能です。
    • ループに送る信号を増幅・減衰させて、エフェクトのかかり具合を調整可能。
    • Complete I/O LOOP pre

    • エフェクトのかかり具合はそのままに最終的な音量を調整可能。
    • Complete I/O LOOP master
  5. preヴァージョンとmasterヴァージョンの違い

  6. Complete I/O シリーズにおけるpreヴァージョンとmasterヴァージョンの違い。
    それは「プリセットヴォリュームの効く位置」です。
    *Complete I/O MUTEでは「ミュートの位置」も変わります。

    • preヴァージョン
    • ヴォリューム調整がSENDに送る前の信号に効きます。
      後段の回路(エフェクト類)に送る信号を調整するプリヴォリュームです。
      nt02mute-pre *Complete I/O MUTE-preでは、ミュートもSEND端子前に位置しています。

    • masterヴァージョン
    • ヴォリューム調整がRETURNに戻ってきた信号に効きます。
      接続したエフェクト類などを通過し創り上げられたサウンドを、最終的に出力調整するマスターヴォリュームです。
      nt02mute-master
      *Complete I/O MUTE-masterでは、ミュートもRETURN後に位置しています。

      おおまかにまとめますと
      「エフェクターに送る出力を調整したい」というご要望には
      > preヴァージョン
      「エフェクトのかかり具合はそのままに音量を調整したい」というご要望には
      > masterヴァージョン
      と言えます。

自由に楽しんでください。

最適な製品を見つけるためのポイントをいくつかご紹介しました。
ですが、MBI製品はプレイヤーの工夫次第で、様々な使い方が出来る余地のある製品だと自負しています。
あなた独自の使い方で楽しんでください。
「こんな使い方ができる!」と教えてください。


機能比較表

製品名 NativeTone buffer NativeTone boost Complete I/O MUTE pre Complete I/O MUTE master Complete I/O LOOP pre Complete I/O LOOP master
外観 nt01m_birds nt01b_front nt02mp_birds nt02mm_birds nt02lp_birds nt02lm_birds
NativeToneバッファ
トーンキャラクター機能
ミュート機能 ×
SEND前

RETURN後
× ×
ループON/OFF機能 × × × ×
プリセットヴォリューム機能 ×
増幅のみ

SEND前

RETURN後

SEND前

RETURN後
アッテネーター機能 × ×
(-6,-12dB)

(-12dB)

(-6,-12dB)

(-12dB)
チューナーアウト機能 × × ×

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